臨床心理士さんからのメッセージ

2024/08/12

毎日暑いですね。 先日、知り合いの臨床心理士さんとお話をしました。 その中で、「是非、ママたちに伝えて欲しい」とメッセージを預かりました。 育児休業は1年半は取得してほしい。 とのことでした。 全例に当てはまることではないし、子供の特徴・性質にもよると 思うのですが、 これまで、なんなく生活していた子供が、突然、中学・高校で引きこもりに なるケースがあまりに多いとのことでした。 私もよく、育休はどのくらい取得されますか? と質問し、多くの回答は「1年」と答えます。 そのため、経済に少しでも都合がつけば、1年半はとって欲しいとお伝えしてきました。 ただ、精神が不安定になる場合は、お母さんの精神安定が優先です。 この一年半の根拠は、世界を股にかけ多くの現場であらゆる視点を持ち 仕事をされてきた方から教えていただきました。 私も実施に、全部とは言い切れませんが共感しています。 (教科書も大切ですが、やはり肌で感じて獲得した経験には叶いません。 本やデーターで解決するなら、とっくに解決されている問題です。目には見えにくい 繊細なものだからこそ、経験からの知恵は本当に大切です) でも、育休取得がどうしても難しい場合もあると思います。 参考になるかわかりませんが、一つの物語が思い出されます。 西郷隆盛の実母はとても忙しく、子供たちに全く手をかける ことができなかった。そこで実母は考えたそうです。 どうすれば、子供に手がかけられるか。 考え抜いたのが「声かえ」だったそうです。 西郷さんを見るたびに仕事をしながら目を見て「声かえ」をしていたそうです。 *声かけ:小言ではありません。 「声かけ」たしかに、うれしいかもしれません。 西郷さんの時代と、今では環境が違うのでこれがよいかは分かりませんが、 「見てくれている」とは感じるかもしれません。 *鹿児島出身ですが、西郷さんのファンでは全くありません。 この子育てを人に頼むことをしても全くかまいませんが、 「要求」に変わる場合は要注意です。 要求に変わると、子供のことが分からなくなるのです。