ことばが分かる、ねこ
2022/05/31
ねこ好きの方がみたら「分かった気にならないで」と思うかもしれないので、
ひとこと、ごあいさつさせていただきます。
少しだけ、日常のできごとを書かせていただきます。
先週土曜日、道をあるいていたら、白とおうど色と黒が入った猫が、
ゴミステーションの生ごみをあさっていました。
ふつうは人がきたら逃げると思いませんか?
しかし、まったくお構いなし。
「やめてください」というと素直に直ぐやめました。
そして、用事を済ませゴミステーションの横を通ると
その猫ちゃん、何してたとおもいますか?
ゴミステーションの横で
からだをコロッと横にして(お父さんが肘ついてテレビみているような)、
シラーっとしているんですよ。
つかの間の箸休め的な、日向ぼっこしてるんですよ。
もう、この猫ときたら人間の行動を熟知したように、余裕なんです。
恐らく、私がまた同じ道を通ることを知っていて、
通り過ぎたらまた生ごみをあさろうとしていたのでしょう。
ちょっとムカッとしました。
しかし、暑い日でお腹を壊したら
かわいそうだなと思いました。
のらネコの人生ですから、それが定めであると思うので、
なんとも言えませんが
かつおパックを半分あげることにして、
(一パックは与えすぎだと思ったのです)
ゴミステーションに戻り、「どうぞ」と言うと
警戒はしていましたが、食べてくれました。
すこししゃがんで食べる様子をみて、帰ろうと立ち上がろうとしたときに、
シャーとか言って威嚇してきたんですよ。
え?なんで威嚇?「ありがとうだと思うけど」と言って、
助産院へ戻りました。
そうしたら、その猫ちゃんどうしたと思いますか?
1時間くらいしたら玄関先にきて、
「ミャー(ありがとう)」と言いにきたんですよ。
びっくりしました。
またかつお節くれとかそういう鳴き方ではなく、
一回だけ「みゃー」といって帰って行ったのです。
それきり、一度もきません。
完全に人間の言葉が分かる猫ちゃんで驚きました。
最初はなんてふてぶてしい猫だと思っていましたが、
礼儀正しい猫ちゃんでした。
性別は分かりません、きれいなねこでした。